僕は、よくいろいろなところに足を運んでライブを見ています。
ジャンルも様々です。
ひとは、なぜわざわざライブ会場にまで行ってライブを体験するのか、という
ことを考えてみました。
音楽を聴くだけなら、家でCDを聞いたり、ライブDVDを見たりすればよいかもしれません。
大きい音で聞きたければ、クラブで聞けば十分かもしれません。
それも楽しいのですが。
では、なぜわざわざ会場までいくかというと、それは
「体験」
を得るためなんですね。
今の時代、ネット経由でかなりのものが手に入るようになりました。
ライブ映像もYouTubeにいけばたくさん見られます。
それでもライブに行く理由は「体験」なんです。
・生のパフォーマンスをこの目で見たい
・同じアーティストのファンのひとと現場を共有したい
・わーっと騒いで発散したい!
・対バンのアーティストさんに触れて新たな刺激を得たい
などです。
僕の場合、重視するのは
・どれだけ「エモい」か、どれだけ魂を揺さぶられるか
です。
CDでも「エモい」体験はできるんでしょうけど、僕の場合は
「身体感覚」が伴わないとだめなんです。
つまり、ライブでないと、なんですね。
その基準なんですけど、
・うまい、うまくない
・調子のよしあし
とかではなく、
・どれだけ「エモい」か
なんです。
アーティストさんによっては、完成度にムラが出る場合もあるでしょう。
体調なんかも影響します。
また、パフォーマンス自体のレベル、というのもあるでしょう。
#パフォーマンスレベルでいうと、僕は「Dorothy Little Happy」が
#とんでもないところにきているとおもっています。
しかし僕が求めているのは
・「うまいステージ」
ではなく、
・「エモいステージ」
なのです。
さらにいうと、
・「次もきっとエモいやつが見られるはず」
・「次はもっとエモいはず」と期待させてくれるようなパフォーマンス
を見たいわけです。
これは完成度とは直接関係がなくて、「伸び代」の問題です。
いかに伸び代を感じさせてくれるか。
そしてその伸び代を伸ばして、見せてくれるか。
これを見たいがために、ライブの現場へ通っています。
アーティストのみなさんへ伝えたいことは以下の通りです。
・「うまい」「うまくない」はあまり関係ない
・うまいに越したことはありませんが。
・いかに「エモい」パフォーマンスができるかを追求してほしい
・「一生懸命やる」とか「他の人がやっていないことをやる」とか
それぞれの工夫が楽しみです。
・「伸び代」を見せてくれて、さらにそこを伸ばしてくる人が好きです。
・少しずつでもいいんです。成長が見られたら、とてもうれしくなります。
・失敗してもいい
・「次が楽しみだ」と思えばお客さんはついてきます。
・だから、がんばってください
・一生懸命やっているひとが好きですし、応援したくなります。
そんなステージをみて、「エモい!」と思いたいのです。
そんな体験をしたいのです。
アーティストのみなさん、期待しています。
さて、ここからは関係ない話なのですが、
僕が見ていて、
いま一番エモいライブをやるアーティストを
紹介します。
「Chelip」、という鳥取の二人組アイドルです。
上で書いた要素をすべて満たしている、希有な存在です。
ほんとうに「エモい」ステージをします。
たとえばこんなステージを。
2015/1/31 渋谷 O-Crest
最後の「アシンメトリー」でのオーディエンスの爆発は本当にエモいです。
パフォーマンスのみならず、ライブの組み立てもすばらしい。
キラーチューン一曲で会場を持っていくのではなく、
緻密なステージングとセットリストで空気を作っていきます。
そしてそのセットリストは常にチャレンジング。
いつもファンの期待の半歩先を提示してきます。
ちょっとしたアクシデントも臨場感たっぷりで、
「見に来てよかったな」と思わせてくれます。
僕は、彼女たちのライブを見ていて、いつも泣いています。
それくらい魂を揺さぶられる、エモいステージなんです。
そんな体験を、してみませんか?
今、まさにグッドタイミング!
直近のライブスケジュールは以下の通りです。
2015年2月
7日 小倉
7日 山口県下松
14日 山口県下松
28日 鳥取県米子
詳細は公式ホームページ http://chelip.net まで。
とびきりのエモいやつが見れますよ。
現場でお会いしましょう。
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