2015年10月20日火曜日

せのしすたぁさんの「NOW」の曲フリ

DJどぶさんです。


このブログは、以下の動画に関する説明です。

せのしすたぁ「NOW」 京都I博Vol.6 2015.10.17 京都METRO





2015.10.17、京都METROにて「京都I博 Vol.6」が開催されました。

せのしすたぁさんにご出演いただきました。

いつもありがとうございます。


さて、ステージ上では人気曲「NOW」をやることになったのですが、

曲フリでちょっとつっかえました。


この曲は、メンバーがひとりでMCをして、いい感じの話でまとまるとイントロが

流れるしくみになっています。


みかちゃんが指名されたのですが、「パス!」ということで

まおちゃんがどうするかなー、というかんじで困ってたのですが、

みかちゃんが「どぶさん!」と僕の名前をコール!



あこがれの名曲「NOW」の曲フリができるなんて幸せです!

さっそうとステージにあがりました。


時間は限られていますから、コンパクトに話をまとめました。


かなりいい感じの曲フリが出来たと思います。


うしろでゆーたんがちょっと涙ぐんでいたように思います。


ゆーたんありがとう。




さて、このとき話したエピソードを、はしょらずに記しておきたいと思います。






僕がせのしすたぁのまおちゃんと森永さんと初めてあったのは2013年5月。

京都のイベントスペースでのライブ、

僕の誕生日当日でした。


物販で、CD-Rを買ってお話をしました。


それで、今日、まさに誕生日当日だという話をしたら、

まおちゃんも森永さんもすごくお祝いしてくれて、とてもうれしかったです。


「ああ、いいひとたちだなー」と強く思いました。


それから各地のライブでときどき会うようになって、

いろいろあって、せのしすたぁはいまの形態に進化していきました。


その様子をときどき拝見しながら応援してました。


僕はアイドル専門DJなので、せのしすたぁの曲をかけまくって

宣伝していました。


「ほんとうにイイキョクしかないなあー」と思いながらPUSHする日々でした。




そして京都I博立ち上げ。

僕は撮影スタッフとして参加。


せのしすたぁとの接点が増えていきます。


ライブのすばらしさ、人柄のよさ、これらが心にしみこんできました。


さらに僕がChelipにかかわるようになってからは、

ふじいみおんがせのしすたぁの大ファンで、CDをあげたりしてました。





そんなある日、ふじいみおんから「せのしすたぁさんと共演できたらいいなと思っています」

という夢を聞かされます。



何か、僕にできることはないか、と考えました。


2014年の暮れには、


 ふじいみおんがラジオでせのしすたぁさんの曲をかける
   ↓
 まおちゃんからお礼
   ↓
 まおちゃん、大晦日のイベントで「D山J美」としてChelipの「アシンメトリー」をスピン
   ↓
 ふじいみおん歓喜!


という心温まる交流もありました。


「これはなんとかしなければ」と強く思いました。


その結果、できた企画が「エモパ」です。





しかし2015年初頭のChelipのランクでは正直いって、せのしすたぁさんとの共演なんてありえません。




ところが、僕の話を聞いた森永さんは、


「いいですよ。Chelipさんは昔から注目していました。やりましょう」


といってくれました。


これで、「エモパ01」こと「せのしすたぁとChelipのツーマンライブ」が決定しました。





そしていよいよエモパ当日。2015年5月17日。


Cheliipは新曲「Change the Power!!!」初披露を含む、70分に及ぶ渾身のライブを披露。

実力を出し切りました。


正直、よくやったな、と思いました。


ここまでいろいろなことがあったけれども、新曲2曲をちゃんと形にして、

多くのお客さんの前で、しかもアウェイの京都でしっかりパフォーマンスできた、と。


万感の思いでした。




そして、せのしすたぁのライブ。


まさに「格の違い」を見せ付けられました。


圧倒的なステージング、僕すらも小道具に使うという手段を選ばぬエンターテインメント。

まおちゃんの体を張ったアクロバティックなアクション。

みかちゃんのキュートさ、ゆーたんのかっこよさ、そして楽しそうに踊る笑顔。


すべてが輝いていて、Chelipはまだまだ勉強することがある、と痛感させられました。


こんなに差があるのに、いっしょにやっていただけて、ほんとうにうれしかったです。


最後「ラストチューン」では、マイガールフレンズさんと一緒のパフォーマンスでしたが、

なんとまゆちゃんとみおんちゃんもステージに上げてもらえて、本当の意味で共演が実現しました。



なんて懐の深いひとたちなんだろう、もう涙が止まりませんでした。



さらに、物販中にはサプライズで僕の誕生日を祝うイベントが発生。


バースデーケーキを渡してくれたのは、まおちゃんでした。


2年越しの誕生日祝いです。


涙がまた止まらなくなりました。



このライブを見た僕は、


「よし、Chelipもここまでがんばろう。やれることはとことんやろう」


そう思って、関係各位を説得、Chelipの全国流通盤のリリースに踏み切りました。




そのCD、「Change the Power!!!」のプロジェクト会議。


僕はいいました。


「どうしてもお願いがあります。

スペシャルサンクス欄を作って、

筆頭に『せのしすたぁ』といれてほしい」


と。




2015年8月15日。CD「Change the Power!!!」発売。

14日に早売りの売り上げが立つので、15日にデイリーの集計が出ます。


くしくもこの日は大阪南堀江knaveでHauptharmonieさんの仲良しツアー、


せのしすたぁもChelipも出演しました。


楽屋でお会いしたせのしすたぁのメンバーと森永さんに

CDをプレゼントしました。


「後ろを見てください」と僕は言いました。


そこには


「スペシャルサンクス:せのしすたぁ」



の文字が大きく刻まれています。


「僕の気持ちです」、そう伝えました。







夜の部、進行は押していて19時を過ぎました。

本来なら出番は18時台。


僕は、オリコンさんの順位を確認しました。発表が19時だからです。



押してなかったら、結果はわからないままステージでした。




結果を確認して、楽屋に戻った僕は、Chelipのふたりにこう、オーダーしました。



「普段どおりやってください」


と。


実は僕はステージ前にChelipにオーダーを出すことはありません。


そのときの僕は顔面蒼白で、汗を沢山かいていた、と後にふじいみおんが教えてくれました。



19時過ぎ、Chelipのステージがはじまりました。


僕は次の出演者の方々に「1分だけ押させてください。おねがいします」

あらかじめあやまってから、フロアに向かいました。




ライブはお客様のおかげでたいへん盛り上がり、

最後の曲「アシンメトリー」ではリフトが乱立する騒ぎとなりました。




Chelipがライブをやりきって、挨拶をしようというところで、


僕はステージ上のChelipに、スケッチブックを差し出しました。



めくりながら読むようにChelipに指示。


その内容は、



  • 本日発売のシングル Change the Power!!!

  • オリコンランキング、入りました!

  • デイリー総合 38位!!!




でした。





お客さんのあたたかい声援に包まれて、まゆちゃんもみおんちゃんも泣きました。


僕は最前ドセンでもちろん泣いています。


こうして劇的なオリコン発表はおわりました。









フロアからロビーに出ると、せのしすたぁのみなさんが物販準備中でした。




「森永さん!やりました!Chelipオリコン入りました!」


と大声で報告しました。



「どぶさん!やりましたね!おめでとうございます!」


と飛び切りの笑顔で答えてくれた森永さん。



「どぶさん、Chelipさんすげーじゃん!おめでとう!」


と声をかけてくれたまおちゃん。



みかちゃんもゆーたんも、とっても喜んでくれました。





「ほんとうに、せのしすたぁさんのおかげです。ありがとうございます!」


あの、エモパでの共演がなかったら。


こんなにランクの違う共演を受けてもらえなかったら。


このCDは出ていませんし、もちろんオリコンランクインもありえません。


せのしすたぁあってこそのChelipです。


この感謝の気持ちをこれからも持ち続けたい、


いつか伝えたい、


ずっとそう思っていました。





そしてついにチャンスが。


京都I博 Vol6、「NOW」の曲フリです。


ふつうに考えて、僕に許された時間は1分間



上の話をコンパクトにまとめて、たたみかけるように話をしたのがあの曲フリでした。



この気持ちは、どうしてもみなさんのまえでせのしすたぁと森永さんに伝えないといけない、


そう思い続けてきました。



やっとできました。




これが僕の気持ちです。


感謝しかありません。




そして。


Chelipの次の新曲は、森永さんにお願いしました。


希代の天才ソングライター、森永康之先生の登場です。



すごい曲がきています。


期待してください。



そんな、


出会いがあって、


これまでがあって、


そして今があります。


それでは聞いてください。


「NOW」!



2015年10月13日火曜日

現場、我が命~The show must go on.

個人的なことなので個人Blogに書きます。






先日、ちょっと入院しました。

#これ自体はトラブルというわけではなく、予防的な措置だったのですが。



僕のことをご存知な方はご了解いただいてると思うんですが、

僕は体のあちこちが悪くて、あまり自由が利きません。


日常生活もけっこう不自由です。



それでも、やるべきことがある、やりたいことがある、なんとかしないといけないことがあると

精一杯やらせてもらいます。



正直言って長生きできるとは思ってませんし、ムリでしょう。






でも、それでいいと思っています。



若い人も、僕みたいなおっさんも、残り時間がどれだけあるかって結局わからないんです。


なら条件は同じですよね。



今日出来ることを今日しっかりやって、悔いなく終わる。


明日がきたら超ラッキー!また1日がんばる。



結局この積み重ねなんですよね。





僕が20数年やってきた音楽制作、芸能という世界では、責任がたいへん重いですから

そうも言っていられないこともあります。

明日のためにセーブしないといけないこともしょっちゅうです。



でも、僕は、目の前にお客さんがいるなら、その人たちに喜んでもらうために、

100%出し切りたいです。



明日のことはまた明日考えます。


経験で言うと、だいたいなんとかなります。



いままで数え切れないくらいのピンチがありました。


でも、不思議なことに、だれかが助けてくれるんです。


ありがたいことです。


ひとりでは、なーんにもできません。


みなさまのご支援あってこそ、です。





とくに芸能の世界はそうです。


ステージにあがってしまったら、できることはもうごくわずかです。


まわりのスタッフさん、そしてお客さん。


みなさんのお力を借りて、はじめてステージを作り上げることが出来るのです。






僕の好きな言葉に

 "The show must go on."

というのがあります。


たとえ何があっても、ショーは続く。


実にこの世界を象徴していることばだと思っています。



実体験でもたくさんありました。





でも





The show must go on.


なんです。

前向いていくしかないんです。



みなさんにはものすごくご心配をおかけしますが、

これが僕のやり方です。



生き恥をさらしながら進んでいます。


でも、他のやり方はできません。







それと、歳をとって変わったことがひとつ。


助けてもらえる仲間を増やしています。


僕がいなくなっても、だれかが助けてくれて、ショーは続きます。




これこそ


 The show must go on.


だと思います。


だから、今日も通常運転で100%やりきります。


ダッシュケチャだって、背面ケチャだってやります。

うりゃおいの「うりゃ!」なら任せてくださいよ!


オープンDJでがんがんぶち上げます。



これしかできないんです。



文句、批判は、僕に直接どうぞ。ぜひ聞かせてください。





アーティストさんに罪はありません。


うまくいったらアーティストさんの手柄、

失敗したらプロデューサーの責任です。


野球と同じですね。




The show must go on.


キャラバンは進みます。





でも、でもですよ。


僕はあの子たちが、すげーでっかいステージでやってる様子を見るまでは

必死にについていきいます。

くたばれません。



みんなでその様子を見て、大閃光焚いてぶちあがりませんか?


きっとできますよ。



見れますよ、その景色。


美しい景色に違いありません。




あとは時間との戦いです。

ここまであまりにも時間を使いすぎました。

僕の残り時間もしれてます。



最短距離を最速で駆け抜けます。


ズルは一切なし。


ただし、奇策上等、ゲリラ戦、手段は選ばない。


やれることは全部やる。




責任は僕が取ります。


みんなでやるんです。


いっぱつやってみませんか?


最高のライブをみんなで作り上げましょう。



現場でお待ちしております。


現場、我が命


2015.10.13 (Tue)  DJどぶさん a.k.a. 最前P

撮影:タワーレコード梅田NU茶屋町店 曽我部店長


参考文献: Chelipふじいみおんさんのブログ http://ameblo.jp/chelip/entry-12072126874.html