まとめ:悩んでいることがあったら、適切な人に、おもいついたままに語ってみましょう。
過去のあやまちに捕まって先に進めなくなることがあります。一生懸命忘れようとしてもむずかしい。
反省はしてもいいとおもいますが、「過去は変えられない」。
ではどうするか?
気が済むまで過去の失敗と向き合っていればいいとおもいます。
「過去は変えられない」こととセットで。いつか気が済みます。
過去の失敗で失ったものの大きさを考えると悲しくなりますが、こうは考えられませんか?
失ったものが、実はそんなに大きなものではなかった、いずれ失うことになるものだった。
そう考えながら思い出してください。
遅かれ早かれ、似たような結果になっていたのかもしれません。
なら、失敗ではないですよね。
「悩みをうまく説明できないから相談できない」という人がいますが、これは逆で、
「ちゃんと説明出来る悩み」はすでに解決してるんです。
「説明できない「から「悩み」なんですね。
じゃあ、どうやって相談するかというと、いい方法があるんですよ
「説明できない悩みを説明する方法」は簡単で、「思いついたことを順番に話す」だけです。
「整理して話さないとわかってもらえない」という思い自体が、説明できなくなっている理由です。
自分でわからないことが、人に伝わるわけはありません。
思いついたことをどんどん話していると、自分でストーリーが見えてきて骨組みが組み立てられます。
聞いてくれる人はそれを助けてくれるでしょう。
足りないパーツを足したり、いらない部分を削る作業を一緒にやってもらいましょう。
いつのまにか、悩みの実態、本質と、解決策が浮かんでくるはずです。
おもしろいのは、この作業は「ひとりではできない」ことです。
話を聞いてくれるひとが必要です。
この「聞いてくれる人」にはある条件があります。
- 直接の利害関係がない
- 登場人物をイメージすることができる
- 傾聴ができる
あたりですかね。
いいたいことは、「相談したいことがあるんだけどうまく話せないから相談できない」という場合は、先に相談してみてください。
それでうまくいきます。上手くいかない場合は、相手を変えてみてください。
どこかに話を聞いてくれるひとはいますよ。
お話を聞くコツは簡単で「聞かないこと」なんですが、禅問答になるのでおいときます。
具体的には、こういう本が参考になると思います。聞くのは難しいんですよ。
'プロカウンセラーの聞く技術'
悩みをうまく解消出来ないときは、その一部でいいから、言葉にしてみましょう。
こころの中から小さくちぎって取り出す感じですね。
あえて、悩みの本質ではなく、枝葉末節を切り取ります。
これでその分だけは心が軽くなります。やらないよりはだいぶいいですよ。
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